英国のロイヤルファミリーのファッションブランドに与える影響力
エリザベス二世女王が戴冠したころから、最近では未来の公爵夫人、メーガン・マークルのファッションチョイスまで、英国のロイヤルファミリーは、ファッション界における数多くのブランドの成功や認知度アップに貢献してきました。
若いロイヤルファミリーの皆様は、ロンドンのハイストリートにあるようなより買いやすくて手の届くブランドを擁護しているようにも感じます。
ロイヤルファミリーが明らかにその成功を後押しし、世界的にステイタスを強めたブランドを、本日は7つご紹介いたします。
1. クリスチャン ディオール
ファッション界において、クリスチャン ディオールが世界的に有名なブランドになる前に、マーガレット王女はディオールの大ファンのひとりでした。ファッションアイコンだったマーガレット王女がこのブランドを着用したのは1947年頃で、ディオールの作品を何着か身につけ、世界中の人たちは彼女を通してディオールのクチュールを目にしたのです。
2. ハンターのブーツ
今やイギリスを象徴するブーツブランドのハンターは、ロイヤルファミリーがアウトドアで愛用されておりました。誰もが知るブランドへの成長に貢献したのです。1981年に撮影されたダイアナ妃のこの写真を見てもわかるとおり、彼女もハンターを郊外で家族と過ごす時などに愛用しておりました。ハンターは、1977年にロイヤルワラントを授かり、今では英国市民にも人気のブーツブランドとなっています。
3. イッサ・ロンドン
2010年のロイヤル・エンゲージメントの発表時に、当時ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)は、イッサ・ロンドンによるロイヤルブルーのドレスを着用しました。このドレスは、彼女の義母、故ダイアナ妃から譲り受けた婚約指輪の色とぴったり合っていました。UK版『エル』誌によると、ドレスはすぐさま世界的ヒットとなり、43カ国で売り切れたそうです。そしてこれはファッションの影響者としてのキャサリン妃の地位を確固たるものにしました。
4.イルミナムのフレグランス
2011年の結婚式当日、アレクサンダー マックイーンのドレスは別として、キャサリン妃が式で身につけたものは嵐を巻き起こした。「ホワイト ガーデニア ペタルス オー ド パルファン」、小さなイギリスのフレグランスブランドによるその香りは、妃の結婚式の香りとしてその名が明らかになったのち、すぐに売り切れました。
5.ジェニー・パッカム
すでに確立されたデザイナーとして英国を代表するジェニー・パッカムでしたが、キャサリン妃がこのブランドのプレタポルテを着用したことで、より注目を集めるようになりました。パッカムのクラシックでエレガントなデザインで、チャリティーパーティーなどに参加する際にキャサリンが頻繁に選んでいたことから、英国内外のセレブリティーもジェニーパッカムのドレスを着るようになったそう。
6. リース
2011年にオバマ大統領夫妻に会うために、キャサリン妃が英国ブランド、リースによるこのヌードカラーのミニドレスを着用したのち、このドレスはすぐに売り切れになりました。キャサリン妃は、このブランドを時々着用しており、ロンドンでも人気のハイストリートブランドとなっております。
7. ストラスベリー
2017年12月1日、ノッティンガムへ公務で外出したとき、メーガンマークルさんはほぼ無名のスコットランドのブランド、ストラスベリーのハンドバッグを持っていました。このバッグはすぐに売り切れとなり、すでにこのバッグを持っていた人たちは、元のほぼ4倍の値段でeBayに載せていたそうです。